帯広市で花粉症ボトックス|グリーン皮膚科クリニック
花粉症ボトックスとは、花粉症の症状緩和のためにボトックス(ボツリヌス毒素)を使用する治療法のことです。
花粉症のことを英語でいうと「hay fever」といいます。
近年、イギリスやオーストラリアでボトックス(Botox)による治療が流行しており、注射薬としてではなく、鼻腔内にエアロゾルとして投与されます。
この治療法を諸外国では「Haytox」と呼ばれ、花粉症の症状を 8 ~ 12 週間緩和することができます(個人差がございます)。
この治療法は花粉症を「治す」のではなく、体の免疫系がアレルギー刺激に反応するのをブロックすることで花粉症を制御し、症状を予防します。
Haytox には痛みや不快感がまったくなく、ダウンタイムがなく、副作用も最小限です。
花粉症ボトックスの仕組み
ボツリヌス毒素は、神経伝達物質であるアセチルコリンの放出を阻害し、アレルギー症状を引き起こす原因となる神経信号が一時的にブロックされます。
花粉症においては、ボトックスが鼻の粘膜に作用し、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を引き起こす神経伝達を抑えることで症状を緩和します。
- ボトックスは厚生労働省にも認可された製剤ですが、ボトックス花粉症治療は承認外治療となります。
- 全身性の神経筋接合部の疾患などの病気をお持ちの方(重症筋無力症、筋萎縮側索硬化症など)は行えません。
- 妊娠中の方、今後6ヶ月以内に妊娠する可能性のある方は治療できません。
- 閉塞隅角緑内障のある方、または、その素因(狭隅角など)のある方は、治療できません。
- 嚥下困難等の神経疾患を有する方は、治療できません。
- 痙攣発作及び心臓疾患の素因がある方はお申し出ください。
- 内服治療中の方はお受けいただけない場合があります。
当院の花粉症ボトックスは ここが違う!
国内で唯一スプレー式治療を導入(Haytox治療 2024年7月~)
スプレー式のため、鼻粘膜全体に効果が行きわたります
処方されている点鼻薬スプレーは治療の24時間前に中止してください。
薬剤の吸収の補助のために、治療の1時間前に鼻洗浄をお勧めします。(ほとんどの薬局で入手可能です)
半坐位の状態でボツリヌストキシンを鼻腔内にスプレーいたします。
吸収する時間を確保するため、治療後は10分間、臥位でお休みいただきます。
治療後4時間は激しい運動や鼻をかまないでください。
喉に流れてきた薬剤は、吐き出せない場合は飲み込んでも問題ありません。
治療後、効果は数時間で現れ、最大効果発現は2週間です。効果が発揮されましたら、処方されている抗アレルギー剤の減量も可能です。
治療後72時間は鼻をかむこと、24時間は激しい運動を控えることをお勧めします。
料金(税込)
※使用薬剤:韓国製ボトックス コアトックス ボツラックス使用