帯広市でED治療|グリーン皮膚科クリニック
当院のED患者様へのプライバシーへの配慮
センシティブなお悩みだからこそ、当院では患者様へのプライバシーの配慮を行っております。
院内処方
当院ではED薬の院内処方を行っています。薬局に訪問せず、診察室内で治療薬をお渡ししています。問診を通じて治療を行います。
事前相談窓口(男性専用)LINEへアクセスのうえ、
ご相談いただければ、通常の診察のついでの処方も可能です。
https://lin.ee/2gJ4Xet
当院では、主に内服薬による治療を行います。触診や視診などは行いません。
会計は自動精算機を導入しております。
クレジットカードの使用は自費のみ10,000円以上とさせていただいております。
治療方法について
ED治療薬は、2024年7月現在、「シルデナフィル」「バルデナフィル」「タダラフィル」の3薬剤が日本では処方可能です。
シルデナフィル(先発品名・バイアグラ)について
シルデナフィル(Sildenafil)は、勃起不全(ED)の治療に広く用いられる医薬品で、商標名「バイアグラ」(Viagra)としても知られています。以下に、シルデナフィルの使用方法、効果、副作用、禁忌事項などについて詳しく説明します。
シルデナフィルの効果と作用機序
効果
シルデナフィルは、性的刺激を受けたときに陰茎の血管を拡張し、血流を増加させることで勃起を助けます。服用後、1時間で効果が現れ、4~5時間程度持続します。
作用機序
シルデナフィルはPDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬で、PDE5を阻害することでcGMPの分解を抑え、血流を増加させます。これにより、陰茎の海綿体に血液が流れ込み、勃起が促進されます。
使用方法
シルデナフィルは通常、性行為の1時間前に服用します。1日1回までの服用が推奨されており、必要に応じて医師の指導のもと、用量を調整します。
副作用
シルデナフィルの主な副作用には以下が含まれます。
- 頭痛
- 顔のほてり
- 消化不良
- 鼻づまり
- 視覚異常(青視症など)
まれに重篤な副作用が発生することがあります。これには、視力の突然の喪失や長時間にわたる痛みを伴う勃起(持続勃起症)が含まれます。重篤な症状が現れた場合は、直ちに医師の診察を受ける必要があります。
禁忌事項
シルデナフィルにはいくつかの禁忌事項があります。以下の条件に該当する場合、使用を避けてください。
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 硝酸剤あるいは酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者
- 心血管障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
- 重度の肝機能・腎機能障害がある患者
- 低血圧(90/50mmHg以下)もしくは高血圧(収縮期血圧170/100mmHg以上)の患者
- 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往が過去6か月以内にあった患者
- 網膜色素変性症の患者
- アミオダロン塩酸塩(経口剤)を投与中の患者
- 可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の患者
バルデナフィル(Vardenafil)について
バルデナフィル(Vardenafil)は、勃起不全(ED)の治療に用いられる医薬品です。主にレビトラ(販売中止)という商品名で知られています。バルデナフィルは、PDE5阻害薬というクラスの薬に属し、陰茎の血管を拡張することで血流を増加させ、勃起を助ける働きをします。
バルデナフィルの使用方法
- 服用方法
通常、性行為の約1時間前に服用しますが、30分前でも効果が現れることがあります。
- 食事の影響
食事の影響を受けにくいですが、高脂肪の食事は効果の発現を遅らせる可能性があります。
- 用量
一般的には10mgから開始し、効果や副作用を見ながら適宜調整されます。最大用量は20mgです。当院で採用している規格は20mgです。
副作用
バルデナフィルにはいくつかの副作用が報告されています。一般的な副作用には以下のものがあります。
稀ではありますが、重篤な副作用として視覚の変化や持続勃起症(4時間以上続く勃起)が起こることがあります。これらの症状が現れた場合は、直ちに医師の診察を受ける必要があります。
禁忌事項
バルデナフィルの使用にはいくつかの禁忌があります。主な禁忌事項には以下が含まれます。
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 硝酸剤あるいは酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
- 先天性のQT延長患者(QT延長症候群)、クラスIA(キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド(経口剤)、シベンゾリン、ピルメノール)またはクラスⅢ(アミオダロン(経口剤)、ソタロール)の抗不整脈薬を投与中の患者
- 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある患者
- 重度の肝障害のある患者
- 血液透析が必要な腎障害のある患者
- 低血圧(安静時収縮期血圧<90mmHg)または治療による管理がなされていない高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHg)または安静時拡張期血圧>100mmHg)患者
- 不安定狭心症のある患者
- リオシグアト、CYP3A4 を阻害する薬剤(リトナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル、ニルマトレルビル・リトナビル、ダルナビルを含有する
製剤、ケトコナゾール(外用剤を除く)、イトラコナゾール、エンシトレルビル、コビシスタットを含有する製剤)を投与中の患者
- 網膜色素変性症患者
タダラフィル(先発品名・シアリス)について
タダラフィルは、勃起不全(ED)や前立腺肥大症(BPH)の治療に使用される医薬品で、商標名「シアリス」(Cialis)としても知られています。PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬に分類される薬で、血流を増加させることで勃起を助けます。
効果
タダラフィルは、性的刺激を受けたときに陰茎の平滑筋を弛緩させ、血流を増加させることで勃起を促進します。効果は服用後約30分から1時間で現れ、最大36時間持続するため、柔軟なタイミングでの服用が可能です。
使用方法
通常の服用:性行為の1時間前に服用します。1日1回までの服用に制限されています。
副作用
タダラフィルにはいくつかの副作用があります。一般的な副作用には以下が含まれます。
- 頭痛
- 消化不良
- 背中の痛み
- 筋肉痛
- 鼻づまり
- 顔のほてり
- めまい
まれに、以下のような重篤な副作用が発生することがあります。
- 視力の突然の喪失
- 聴力の突然の減少
- 長時間にわたる痛みを伴う勃起(持続勃起症)
禁忌事項
タダラフィルの使用にはいくつかの禁忌があります。主な禁忌事項には以下が含まれます。
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 硝酸剤または一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者
- 可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の患者
- 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
- 不安定狭心症のある患者または性交中に狭心症を発現したことのある患者
- コントロール不良の不整脈、低血圧(血圧<90/50mmHg)またはコントロール不良の高血圧(安静時血圧>170/100mmHg)のある患者
- 心筋梗塞の既往歴が最近3ヶ月以内にある患者
- 脳梗塞・脳出血の既往歴が最近6ヶ月以内 にある患者
- 重度の肝障害のある患者
- 網膜色素変性症患者
注意事項
- アルコールの摂取
過度のアルコール摂取は、副作用のリスクを増加させる可能性があります。
- 他の薬剤との相互作用
一部の薬剤(抗真菌薬、抗ウイルス薬、抗生物質など)と相互作用することがありますので、医師に相談してください。
当院採用のED治療薬比較
費用(税込)